クリニカルラダー作成の意義
森 和夫
病院が求める看護師像を明確に示す
看護師が目標とする到達水準を明らかにする
自らの職業生涯を設計し、作り上げていく指標とする
得意・不得意、習得・未習得の状況を把握
キャリア開発を通して学習への意欲と、希望につなげる
実情に応じた教育研修の企画をたてる
教育研修の成果確認として妥当性、信頼性のある評価方法
クリニカルラダーでできること
第1は「教育必要点が明らかになる」ことである。最適、最短の方法で成果を挙げうる教育プランが作成できるのだ。
第2に「個々の職業生涯の設計とサポート体制の確立」を図ることに役立つ。看護師の職業生涯を組み立て、確実な歩みとなるように意図的に仕向けることが可能になる。
第3に「見えないものを見えるようにする働き」があり、「漠然とした、曖昧なこと」と思われていた専門性や業務内容を明確に示すことができる。
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「看護人材育成」誌2016年4・5月号に、クリニカルラダーの記事を掲載。
「初めてでも安心!CUDBASを用いたラダーの作成・見直し方法」
1. いまどきのラダーの動向と見直しの意義
2. 見直さなくて済むラダーはどう作成するか
3. 現行ラダーを見直して作成するにはどうする:か
4. ラダーの備えるべき条件を実現する
5. ラダー文章の改訂コンサルテーションの事例
6. トライアルのコンサルテーションの事例
7. 機能するクリニカルラダーを求めて
2019年6月、