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 技術・技能教育研究所・森 和夫ホームページ 






キーワード解説
学生参加型授業の事例紹介
(アクティブラーニングの勧め)

森 和夫  技術・技能教育研究所



学生参加型授業はバリエーションがたくさんある。
ここではすぐにできる事例を紹介しよう。
徳島大学、東京農工大学、職業能力開発大学校で実践済みだ。









@出席カード、感想カードの使用
■出席カード、感想カードを配布する
■提出させてコメントする
■翌週にコメントする
■コピーして配布して行う、全てコピーか・主要なものだけか
■代表的なものを読み上げて行う
■入力して分類して行う
■その場でコメントする
■個々の学生にコメントを書いて返却する
用意するもの=カード、学生数
時間の目安=書き込み時間は5〜15分程度






Aカードを利用したワーク
■すでに書かれたものを分類する・要約する・分析する・まとめる
■まとめを書いて提出する
■書いたものをプレゼンテーションする
■コメントする
用意するもの=課題指示書、記入済みカード
時間の目安=分類時間は20〜40分程度、分析・まとめ30分程度、プレゼンテーション5分×グループ数





Bカードを利用したワーク
■その場で学生が書き、グループで分類・要約・分析・まとめを行う
■まとめを書いて提出する
■書いたものをプレゼンテーションする
■コメントする
用意するもの=課題指示書、カード・学生数×20枚
時間の目安=記入は10分程度、分類は20分程度、分析・まとめ30分程度、プレゼンテーション5分×グループ数





Cカードを利用したワーク
■その場で学生が書き、グループで分類・要約・分析・まとめを行う
■まとめを模造紙に書く
■プレゼンテーションする
■コメントする
用意するもの=課題指示書、カード、模造紙、のり
時間の目安=記入時間は10分程度、分類は20分程度、分析・まとめ30分程度、プレゼンテーション5分×グループ数





D紙芝居を利用したワーク
■その場で学生達で討議して筋立てをつくり、グループで紙芝居をつくる
■B4用紙に書く
■プレゼンテーションする
■コメントする
用意するもの=課題指示書、B4上質紙10枚程度、カラーマーカー、新聞紙1冊
時間の目安=検討時間は40分程度、書き上げは30分程度、プレゼンテーション10分×グループ数




Eデジタルカメラを利用したワーク
■デジタルカメラでいくつかの写真を撮り、構成してまとめる
■デジタルカメラで撮影する
■構成し、ストーリーを検討する
■プレゼンテーションする
■コメントする
用意するもの=課題指示書、デジタルカメラ、パソコン、プロジェクター
時間の目安=撮影時間は30分程度、構成30分程度、プレゼンテーション5分×グループ数





F階段教室でのグループワーク
■階段教室でも座席配置をコントロールすればグループワークは可能である
■隣同士か、3〜5人程度が顔をあわせるように向き合い、作業させる
■報告はフィルムに書かせて提出させるか、マイクで全体に聞かせる
■プレゼンテーションは教員が行う、学生が黒板に出てきて書くとよい
■マイクを4本程度使うとやりとりできる





G机移動タイプ教室でのグループワーク
■レイアウトを全体用とグループ用を並立させる
■パソコン入力であれば、各グループのパソコンとプロジェクターとをジョイントさせる





H机移動タイプ教室でのロールプレイ
■レイアウトを全体用とグループ用を並立させる
■スタジアム的な使い方も工夫次第でできる






 
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徳島大学FDの歴史(2008年4月発行 発行者:徳島大学FD専門委員会)



授業評価アンケートによる講義の検討─ 2004年度前期調査結果の分析と提言─  
(大学教育センター 教育評価・FD 部門)


授業評価アンケートによる講義の検討(2) − 2004年度と2005年度の比較と学部学科別の検討を中心に−
(大学教育センター 教育評価・FD部門)


2005年、教育評価・FD部門 報告(東京農工大学大学教育センター)




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■目次
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Chapter2 人材育成の企画をする
Chapter3 研修プログラムをつくる
Chapter4 研修の準備をする
Chapter5 研修の運営と評価をする
Chapter6 付録「役立つ人材育成ツール集@」の使い方

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■目次
Chapter 1 教育ツールのつくり方、使い方
Chapter 2 教材をつくる(プリント教材、プレゼンテーション教材、技能マニュアル)
Chapter 3 講義指導をする
Chapter 4 OJT指導をする
Chapter 5 技能指導をする
Chapter 6 技能教育道場をつくる
Chapter 7 付録「役立つ人材育成ツール集A」の使い方と実例